あなたは自分の才能に気付いているでしょうか?
こんにちは、シモンです。
今回は、【「才能」の見つけ方 八木 仁平 著】の本に出合いました。
才能についてわかりやすく書かれていたので、わたしの体験も踏まえて書いていきますね。
才能って何だろう?
【才能】と聞くと一流のスポーツ選手や音楽家などを想像するかもしれませんね。この本では以下のように書いています。(「才能」の見つけ方 八木 仁平 著より引用)
自分が「つい、やってしまうこと」であれば、それが才能です
才能:あなたが当たり前にやってしまうこと
好きなこと:好きなこと(名詞)は同じでも、行動目的(動詞)は人によって違うため、無意識に「つい、やってしまうこと」で【才能】も変わってきます。
具体例として、【好きなこと=音楽】とします。
- 同じ仲間といられるのが楽しい【新しい協調関係を見つける才能】
- 新しい体験ができるのが嬉しい【オリジナルな方法で個性を見つける才能】
- 自身の音楽体験を知ってもらうため記事や動画を公開するのが好き【情報を整理し人に伝える才能】
【自分の才能なんか!】と思わないこと
「自分の才能が誰かの役に立つとは思えない」と考える人も少なくないはずです。わたしも自分の【才能】が社会に役立っているかわかっていません。
なぜそう考えてしまうのか? それは
例えば、わたしは「内向的な人間」だとします。
「内向的な人間」は一人でいる時間を楽しんでいる人です。音楽・読書・ゲーム・書くことなど、一人で楽しむことができ自分の世界に浸れることが幸福と捉えています。
【内向的な人間】が【外向的な人間】にならなければいけないと考えることです。
本来自分の性格や才能を無理に他人軸に合わせる必要はなく、あなたの性格や才能にあった自分軸の考え方・捉え方をすることで、幸せと感じるのです。
自分の才能が見つかったとしても
- 別の才能が欲しかった
- もっと良い才能が欲しかった
とか、考えるかもしれませんね。
一人一人性格が違うように才能は、持って生まれたその人特有の才能です。唯一無二のあなただけの才能は一生付き合うのですから、自分の才能を活かすことに全力を注ぎましょう。
才能と知識の違い
才能(得意なこと)は、無意識に当たり前にできることで、スキルや知識は後から勉強して習得したものです。
例えば、自分に合った仕事を探そうとしたとき
もちろん即戦力になり知識・経験が活きる場所になり得ます。
【才能】の観点から言えば、スキルや知識など後から勉強して習得したものを武器にすると、本当のやりたいことに辿り着けません。
無意識に当然にできてしまう才能を活かすには、元々持っている才能に合った知識・スキル・経験を習得することです。
才能=動詞ですから、あなたが何かに取り組んでいて”楽しい”と思うのが才能です。
思考⇒行動ではなく 行動⇒思考にすると才能を活かすために何が必要かを考えられますね。
できるけど苦痛である・楽しくない⇒楽しいから学ぶ
では次から具体的に【才能】を見つけていくポイントを書いていきますね。
あなたの才能は何ですか?
才能について以下の4つの観点から説明していきます。
- 才能を見つける
- 才能を活かす
- 才能を活かせた瞬間(わたしの経験から)
- 才能の可能性を広げる
才能を見つける
まず【才能】は一人一人持って生まれた”つい、やってしまう”能力です。
才能に良いも悪いもありません。
例えば、【失敗した経験から学ぶ才能】があるとします。
よく言えば【すべての経験を学びに変えて成功の可能性を探る才能】と解釈できますし、悪く言えば【リスクを考えない無鉄砲な才能】と考えることもできます。
すなわち、才能は環境によって良くも悪くも効果を発揮します。
具体的な例としてわたしのことを書きますね。
- 自分が認められたい⇒自分の価値を相手にアピールできる才能
- 人の頼みを断らない⇒人をひきつける才能
- 形式にこだわる⇒律儀に人に報いる才能
- 新しい知識に興味がある⇒好奇心の赴くままに行動できる才能
- お人よしである⇒些細なことでも感謝できる才能
- 相手の警戒心を解く⇒気軽に人と話せる才能
- 何事も経験が大事⇒チャレンジ精神旺盛で活動的な才能
- 飽き性⇒変化を楽しみ自分で仕事を創り出す才能
- 人と同じは嫌い⇒自分の個性を表現する才能
上記はほんの一部の具体例ですが、あなたが気づいていない才能はまだまだあると思います。書き出せば50個くらいはあると思います。
今回はわたしのことを書きましたが、あなたが無意識に”つい、やってしまうこと”を気に掛ける習慣を持ってください。
一つ一つの才能は【取るに足りないこと】かもしれませんが、ベクトルの方向が似ている才能を合わせれば大きな才能になります。
才能を活かす
才能を見つけることができたでしょうか?
<学校と社会ではギャップがある>
学校では主要5教科があり、得意科目はそのまま活かし苦手科目の点数を上げることに集中しますね。
社会ではあなたの得意なことを伸ばし、苦手なことは誰かがサポートしてくれます。
学校では”短所の克服”を、社会では”長所を活かす”で互いにギャップがあるため成績が良い人も自分の才能(長所)に気付けずにいるのです。
学校の先生はいわゆる公務員として仕事をする立場です。学生の成績をまんべんなく上げることが目的であり、”長所を伸ばす”ことより”苦手科目を克服する”ことで先生の評価につながります。
学校は”教育”を会社は”利益”を目的に活動していますので、一人一人の”才能”を活かすことに時間を取れませんし、教える時間もありません。
あなたの才能を活かすために、あなた自身で才能を活かせる場所を見つけましょう。
自分の才能を活かせるシーンがあるだけで、他人軸に振り回されず自分の思うように才能を発揮出来ると考えています。
取るに足りない才能だと考えず、自信をもってあなたの才能を活かしていきましょう。
【体験談】才能を活かせた瞬間
わたしの父は民謡・演歌が好きで、良く歌っていました。
わたしの母も歌謡曲などテレビでよく見ていました。
そんな環境に居たせいか、私もその時代のPOPSなどを聞くようになりました。
高校生ぐらいでしょうか?歌に興味を持ったのは…それまで音楽とは無縁の人間でしたので、同級生に「どういう心境の変化だ?」とよく言われていました。
気が付けば誰に何と言われようが、気にならないくらいに夢中になっていたと思います。
社会人になって仕事と家事の両立で時間も限られましたが、音楽はいつもわたしのそばにありました。
カラオケで満足できないわたしは、音楽学校(ボイトレ)に入学することになります。
ボイストレーナー講師がとても相性が良かったことで、”歌うこと”に自信がついてきます。
元々歌が好きで【つい、歌ってしまう】ことが、私の才能と自覚した瞬間でした。
レッスンまでに自分が歌いたい楽曲の選定・練習など、時間を見つけては作業していました。歌うことに興味がない【才能がない】人にとっては、とても苦痛な作業時間だと思います。
わたしには”歌うこと”が才能の1つだったので、レッスンまでの楽曲選びすら、費やす時間の過程すら楽しんでいました。さらに言えばレッスンが楽しすぎて、時間があっという間に過ぎていったのを覚えています。
才能のあることに時間をかけると、まったくストレスを感じることなく”この瞬間が少しでも長く続いてくれないか”と思うようになります。
才能の可能性を広げる
あなたが”当たり前にできること”が、誰かに”ありがとうの感謝”で返ってきたとき、あなたの”つい、やってしまうこと”が才能として活かせているのです。
人には得手・不得手があるように一人一人の才能が違うのは、競うものでも比べるものでもありません。
- あなたが”つい、やってしまうこと”に多くの時間を取る
- 苦手なことは人に頼る【誰かの才能にカバーしてもらう】
才能は中立⇒才能の方向が正しいと長所になり、間違うと短所になる。
【才能を見つける】でも言いましたが、あなたが持っている、まだ活かされていない才能をたくさん見つけて、新たな才能を開花させていきましょう。
才能の数が多ければそれだけ自分の可能性が広がります。
可能性を広げるには、多くのことに興味を持ち新しいことに挑戦することです。
失敗しても経験を積むことができます。成功すれば才能が広がります。
日々小さなことからチャレンジし、トライandエラーを繰り返しながら才能は磨かれるのではないでしょうか。
いつか誰かに”ありがとうと感謝される日”まで、あなただけの才能を磨いていきましょう。