日々仕事に家事にお疲れ様です。こんにちは、シモンです。
さり気なさ過ぎて気づかないけれど、人に、自分に感謝することは大切です。今回は、【当たり前のことがとても有難いこと】について書いていきます。
一番大事なもの
人間関係に疲れると、人と話すのが億劫(おっくう)になったり一人でいたい状態になりますよね。
それでも、誰かひとり
- 悩みを聞いてくれた
- 笑顔で接してくれた
- つらい時理由は詮索せず共感してくれた
性格によりストレスの受け止め方が変わります。
人間関係を良好にする秘訣は、まず、”自分はこういう人間です”と自己開示する。
その上で、不親切な人、苦手な人は無理に深入りせず、常識の範疇(はんちゅう)で対応する。
あなたに合う人、共感する人、ずっと一緒にいて疲れない人は、生涯にわたり大事にする。誰かが誰かより優れているかは問題ではない。
信頼を築ける人とずっと一緒に付き合えることは、とても有難くて一生の財産になります。
例えば
- 等身大のあなたを認めてくれる人
- ありのままのあなたを受け止めてくれる人
- 互いに尊重し合える人
上記のような、あなたを支えてくれる人の存在を知ることは、極端な話【生きてて良かった】と思う時が来るのです。
あなたがどんな人かは行動が語る
感謝される方も心が熱くなる
ここで私の経験を語ります。
3年ほど前、音楽スクールに通っていた時期がありました。
いつものように地下鉄へ向かい階段を降りているとき、ベビーカーを片手に、もう片方の手に赤ちゃんを抱いた若い女性を見ました。
地下鉄はエレベーターが地上までつながってなく、困っていたのが見て取れたので、何のためらいもなくベビーカーを地上まで持っていきました。
スクールの時間があるので足早に戻ると、後ろから大きな声で【ありがとうございました!】と叫びに近い声が聞こえました。
相手は何度も頭を下げてしばらく動かないので、【今度はあなたが誰かを助けてください】と言って手を振りました。
感謝される方も、心が温まる1日でした。
日々の行動で人は変われる
言葉と行動がセットになると、自分も相手も一瞬で心の琴線に触れるんですね。普段は気にも留めない日常生活。
たまたまその日・その時間・その場所で、助けを乞う人と助ける人が巡り合っただけの話なのに、人の心は簡単に感動したり感謝されるのです。
困っている人を見かけたら、助けてあげましょうと小学校で言われたと思います。
大人になると、
- 行動に移せる人がどれだけいるのでしょうか?
- 多くの人は見て見ぬふりでしょうか?
ネガティブなニュースが多い昨今で、少しの勇気で行動すると、深く記憶に残る貴重な経験ができるのです。
ほんの一瞬の行動が、感謝の言葉で人間性が豊かになるのです。
人は完璧には生きられない
人が集まる場所では仕事のできる人、一芸に秀でる人を目の当たりにすると、”凄い”とか”感動”したりします。
確かに何かに優れることは素晴らしいし、知識や経験が物語っています。
特に日本の社会構造は、組織として全員が同じような成果を期待されがちなので、枠から少し外れると”できない人間”のレッテルが貼られます。
不特定多数の、性格も違う、育った環境もバラバラな人たちが、足並みそろえて一緒にゴールするのは極めて難しいです。
重要なのは
手間暇かけないと花が咲かない植物もあれば、水も太陽の光も浴びず花を咲かせる強い植物もあります。
人は生まれて亡くなるまで、完璧にはなれないから、成長するために学び続けるのです。
人は未熟だから成長するために生きており、実力がまだないから学び続ける。
今の自分が嫌いでも諦めないでほしい。
生きていれば見たことのない美しい時間が待っているのです。