60歳を定年と考えた場合、40代50代は現役世代で一番人口が多い世代です。若い世代が少なく人手不足でどの業界も苦境に立たされています。
40代50代は正規・非正規関係なく約30年にわたり賃金が上がらず苦しい環境にいたと思います。
過去は振り返っても巻き戻りません。今できることから始めましょうと言うことで、資産運用(投資)について書いていこうと思います。
【資産運用は怖くない!】40代50代から始める簡単ステップ
投資って本当に怖い?
投資という言葉を聞くと、多くの人はすぐに「リスク」や「資産を失う」ことを思い浮かべます。それは自然な反応で、私たちは生活を脅かす変化を恐れる生き物です。しかし、投資の目的や資産運用を理解し、バランスを保つことで、過剰に怖がる必要はありません。
大切なのは、投資のリスクとリターンを理解し、自分のリスク許容度(いくらまで損失を受け入れるか)に合わせて投資を行うことです。投資にはリスクが付きます。そのリスクを取ることで利益を得る可能性が生まれるのです。
自転車と同じで、【転ぶリスク】と【操るリターン】のバランスを保つことで自転車は便利な乗り物となります。乗り方を知らないだけで行動しないのはもったいないと思いますよ。
資産運用の目的
ではなぜ、わたしたちは資産運用を考えるべきなのでしょうか?その理由は資産運用の目的にあります。
資産運用は将来の生活の安定と、あなたの将来の夢・目標を実現するためのお金を増やすことです。資産運用を行うことで、インフレによる貨幣価値の下落を補い、生活のクオリティを維持することが可能になります。
資産運用は長期でお金を増やす行為です。もちろん短期的には株の下落などで資産が減ることもありますが、一喜一憂せず愚直に継続することでお金を増やします。
あくまで投資で資産運用するのは10年後20年後を見据えてお金を増やすことなので、子供の教育資金・住宅資金・老後資金といった今すぐ必要ではないが、将来必要になるお金を準備することです。
今資産運用をすることは、将来あなたがお金に困らない生活をしていくためなのです。
自分に合った投資計画
自分に合った投資計画を立てるためには、まずあなたの投資リスク許容度と投資目標を理解することが重要です。リスク許容度は年齢、貯蓄額、収入などによって変わります。
具体例を挙げます。
- 毎月3万円積立投資 利率5% 10年後の場合・・・・・ 4,412,653円
- 20年後の場合・・・・・10,935,021円
- 毎月5万円積立投資 利率5% 10年後の場合・・・・・ 7,354,419円
- 20年後の場合・・・・・18,225,072円
運用利率はあくまで一例であって、株式・債券などの変動はありますので、投資をする際には生活余剰金で行うように。
上記の計算シュミレーションは【らくらく】受取額シミュレーション ─ 今すぐシミュレーションしてみよう! ─ 資金プランシミュレーション|知るぽると (shiruporuto.jp)にて簡単にできますので、興味のある方は参考にしてください。
資産運用のメリットとデメリット
資産運用のメリットは、貯金だけでは得られない収益の機会を手に入れられることです。
すなわち
資産運用はお金がお金を増やしてくれる
資産運用のデメリットは、市場の変動による損失リスクがあります。
しかし、これらのリスクはあなたが許容できるリスク管理と投資計画によって大きな損失を避けることが可能です。基本的に資産運用は長期的に積立投資することが前提なので、短期的なリスクがあっても長期的にはリターンを得る可能性が高まります。
資産運用をする際に一番やってはいけないことは、生活資金を取り崩し、無理な投資をすることです。
せっかく資産運用でお金を増やす仕組みがわかっても、生活防衛資金を投資に回しては本末転倒です。何度も言いますが、
投資をする際には生活余剰金で行うように。
毎月積み立てる継続力
投資を成功させるには継続力が必要です。
毎月一定額を投資することで、市場の高値でも低値でも自動的に投資が続けられるのです。これは「ドルコスト平均法」と呼ばれ、株価が安い時は多く買い株価が高い時は少なく買うことです。
毎月一定額を自動的に買い付けるので、いちいち一般投資家は気にすることもありません。継続的に投資を行うことは、初心者でも始めやすく、ネット証券(楽天証券・SBI証券)などは、つみたてNISA(運用益非課税)を自動積立で買い付けることができます。
実際わたしも楽天証券でつみたてNISAを3年以上やっていますが、3年間銀行に預けることを考えると投資で増やした複利効果は絶大です。
終わりに
投資は怖いものではありません。有用なコンテンツ情報を理解し、自分に合った計画を立て、継続して行えば、資産運用はあなたの未来を豊かにする有力なツールとなります。
資産運用はその目的上、長期的な戦略になります。
カメのように忍耐強く継続する必要があります。毎日少しずつ前進していれば見える景色が変わります。
リスクを恐れずに、新しい挑戦として資産運用(投資)を始めてみてはいかがでしょうか?
40代、50代から始める資産運用は、決して遅くはありません。
あなたのセカンドライフをより良いものにするための一歩となるでしょう。