読書はわたしの趣味なのですが、読むほど知識が深まり多くの気づきがあります。
今回は「習慣が10割」 吉井 雅之 著を読みました。
たくさんの人に何か気付きを発見してもらえると嬉しいです。
それではわたしの考え方、一部引用を含め書いていきます。
習慣は人生のすべてを決めている
「人生思い通りにいかない」のはなぜでしょうか?
他人や環境(外部要因)のせいではなく、今まで生きてきた日々の積み重ねが、現在のあなたを作り上げているからです。
すなわち、習慣があなたを形作っていたのです!
人間の脳は耳から入ってくる情報を、すべて本当のことだと思い込む性質があります。
「習慣が10割」 吉井 雅之 著 より引用
人から言われる言葉も自分が発する言葉も、何度も繰り返し耳に入れることで「あなたという人間を作る」のです。
では次に、わたしの体験を踏まえた習慣が、どのように影響したかを書いていきますね。
【体験談】歌うのが好き
わたしは以前歌を上手くなりたいと思い、ボイストレーニングスクールに通っていました。人前で話したり歌ったりするのがとても恥ずかしく、内向的な人間でした。
ただ音楽を聴いて感動したり歌うのが好きでした。
スクールで3人の音楽の先生に指導していただき
- ロングトーン(長く伸びる声)が素晴らしい
- ファルセット(裏声)がきれい
- ビブラート(声の波)が上手い
上記のように、得意な部分(良い点)に注目し伸ばしてくれました。声にコンプレックスがあったわたしには衝撃でした。今まで自分の声が評価されたことがなかったからです。
スクールに通うたび繰り返し同じ部分を誉めて(評価)くれるので、自信もつきライブにまで参加できました(なりたい自分が達成)。結果、お客さんの反応は上々で最優秀歌唱賞をいただきました。
経験上、これが「小さな習慣」(積み重ねてきた経験)が現在の自分を形成しているのか!と思いました。
小さな習慣の具体例
では、現在の「小さな習慣」を始めるためにどうするか、具体例を書きます。
- 毎日ブログの草案(テーマ・構成)を考えてみる。
(ニュース・読書・アニメ等からヒントを探る) - ある程度出来上がったら書いてみる。
「小さな習慣」は、あれもこれもと考えず簡単・単純に決めるのが秘訣です。
「小さな習慣」の見つけ方の具体例
- お金を貯めたい人・・・毎月5000円から貯金する。
- 読書が苦手な人・・・毎日1行だけ読む。
- 運動が苦手な人・・・毎日腹筋を1回だけする。
「小さな習慣」は年月が経つほど大きな習慣に変わる。
最良の人間関係の作り方
感謝の気持ちを毎日言葉に出すことで、始めは違和感や恥ずかしさが生じるかもしれません。けれど毎日続けていくと相手に伝わります。
毎日の小さなことで変わるんですね。
人生思い通りに生きるには、小さな感謝から始まるのではないでしょうか?
感謝の具体例として、以下の言葉を伝えてみてはどうでしょうか。
- 子から親へ・・・産んでくれてありがとう。
- 夫から妻へ・・・毎日おいしい料理をありがとう。
- 仕事仲間へ・・・手伝ってくれてありがとう。
- 友人へ・・・友達でいてくれてありがとう。
- 先生へ・・・指導者でいてくれてありがとう。
「人生思い通りにいかない」とよく聞きますね。習慣によって今の自分があるので、人生について下記のように言っています。
「人生は思い描いたとおりにしかならない」
「習慣が10割」 吉井 雅之 著 より引用
習慣は一朝一夕には身につかず、何千何万回と繰り返すことで無意識に反応する言動。
つまり
習慣の正体(習慣は脳が決めている?)
習慣の正体とは、2種類存在すると書かれています。
- 安楽追求型(面倒くさいこと)…誰かがやってくれる、責任を他人のせいにする【依存型】
- 充実追求型(楽しいこと)…興味ある分野にチャレンジ、自己投資、自分で考える【自立型】
何も考えず日々過ごしていれば、いつもと同じ習慣を繰り返すだけ。理由はだれでも苦労せず「楽」したいものですからね。
面倒な仕事、お金の管理、生活全般‥‥極端に言えば自分は何もせず、他人に任せられたら 「楽」になるからです。
⇒ではあなたは何のために生きているのでしょうか?
習慣は脳が関係していた!
私には大好きなアーティストがいます。ファンクラブに入会し新曲やアルバムは即購入してきました。コンサートがあればあしげく観に行き、楽曲は何万回聞いてきたか数知れずです。
このように自分が楽しくて、飽きずに無意識(当たり前のよう)に続けていることが、習慣となっているのです。
すなわち脳は、楽しいこと(充実追求)は続けられるが、楽しくなければ(安楽追求)続けられないのです。
嫌いなことは続けられない?
では嫌いなものは続けられないのでしょうか?
元々得意でもない勉強でも、尊敬できる先生に出会い勉強が好きになることはあります。
エアロビクス(運動)は苦手でも、インストラクターが面白く、辛いと感じる運動でも続けることができることもあります。
小さな習慣から始める
とりあえず【やってみる】からスタートする。
小さな習慣の具体例を書きます。
- 毎日テーブルを拭く。
- 流し台を清潔に保つ。
- 玄関の掃き掃除。
- 日記を1行書く。
- 本を1行読む。
- 腹筋を1回やる。
毎日「小さな習慣」を続けることで、掃除を具体例としたら下記のように
「ついでにやってしまおう」と感じるのです。
読書を具体例としたら下記のように
「明らかに大きな達成感が自分でわかる」ので、良い習慣として定着するのです。
小さな習慣を続けるのに際し、注意点があります。
疲れているときや予定が埋まって時間が取れないときは、無理して続けないことです。
重要なことは1ケ月で何日できたか、できた分だけ達成感につながるからです。
習慣を継続させる具体的なコツ
- 「なりたい自分」を明確にする
- 「今の自分(現在地)」を見つめる
- 「何のために?」を考える
- 「誰を喜ばせたいか?」を考える
「習慣が10割」 吉井 雅之 著 より引用
上記の具体例として、わたしの場合を書きます。
なりたい自分(願望)
- 価値観の会う人と話したい
- 時間の自由が欲しい
- 音楽を楽しみたい
- ブログ仲間と交流したい
- 新たな興味が湧けば学びたい
今の自分(現在地)
- 自由な時間に制限がある
- 話題の合う人が近くにいない
- ITスキルが未熟
何のために?
誰を喜ばせたいか?(感謝される対象)
強力な習慣を作る方法
強力な習慣を作るには「脳との関係」があります。
脳は好きか嫌いかで習慣に【できる】か【できない】かを言いましたね。
「当たり前」の具体例を考えます。
- 朝ごはんの支度が出来ていること
- 電車が時間通りに到着できること
- 毎日仕事が無事に終了すること
- 健康でいられること
- 食べたいものが食べられること
普段気づかない小さな感謝を忘れると、いざ病気になったり仕事でアクシデントが起こると、途端に「今日はついてない」「今日は厄日だ」と環境や人のせいにしてしまいがちです。
何度も言います。脳は好きか嫌いかで習慣化しています。
毎日何も考えず、何の感情もわかないことはないはずです。
意識して脳を働かせてみましょう。
習慣化するために以下のことを、実践してみるのも良いのではないでしょうか?
習慣の具体例
人の脳は楽しいことに夢中になる性質があるので、やりたいことを続けましょう。
スタートラインは「小さな習慣」です。
具体例としてわたしの実戦していることを書きますね。
ブログを書く
ブログを続けたいなら、好きなように書くです。毎日1行で良いです。今日思ったこと感じたことを書くのです。
ブログは読者が存在するのでいろいろ考えることもありますが、「小さな習慣」の第1歩として、自分の言葉で書いてください。1日1行書けば10日で10行になります。
積み重ねることでブログらしくなると思います。
わたしは誰かに喜ばれる・役に立つブログにしたいと思い、記事を考えています。
読 書
読書とは本を読むことです。難しい書籍は無理して読まない。
最初はマンガ・小説・ビジネス書・マンガを取り入れた本もあります。あなたが興味のある本を読んでみるとよいです。
他人の意見は参考までとし、自分が読みたいと思う本を手に取ってみてください。
人間関係
人間関係を良好に保つ簡単な方法があります。
誰かに助けてもらったら「ありがとう」と感謝することです。
当たり前と心では理解していても、言葉に出して感謝する人は、残念ですがそう多くはいません。子供のころ親に言われましたよね?誰かに助けてもらったら「ありがとう」と言いなさいと。
挨拶や自分から話しかけることも積極的にすると、効果があります。
少しずつでよいので簡単なことから毎日続けることが大事です。
掃 除
掃除…嫌いな人・苦手な人が少なからずいると思います。
これを「小さな習慣」から考えると
- 掃除機を5分だけかける
- 玄関を5分だけ掃く
- 流し台を5分だけ清掃する
上記のように、綺麗になったかまだ汚れているかは気にしない。
掃除を5分やったことが目標であり、それを習慣化するのです。
何回も繰り返すことでもっと綺麗にしようとか、時間を忘れて没頭(集中)する時が来ます。
人生を楽しく生きるには
- 小さな習慣を始める。
- 小さな習慣を続ける。
- 楽しいと思えることを習慣にする。
- 自分の今の目標を決める(スモールスタート)。
- 「ありがとう」の感謝の気持ちを言葉にする。
何事も自分で目標(やってみたいこと)を決めて少しずつ階段を上ると、必ず
小さな習慣を続けることで、次第にやりたいことが増えていきます。
今見えている景色が変化していくことで、あなたの人生も最高に楽しいものに変わるはずです。