西洋占星術では、2020年12月22日から風の時代へと変化するといわれていました。すでに約2年経ちましたが、風の時代は始まったばかりです。
簡単に言うと、
- 地の時代→「所有」することで価値が生まれ、生きる原動力になった時代。(例:家・車・家電製品・生活雑貨等、生活にステータスを見出すもの)
- 風の時代→「見えない無形資産」に価値を生む、自由・共感が生きる実感を与える時代。(経験・体験・情報の共有・感性等)
こんにちは、シモンです。
コロナを境に世間の価値観が変わりましたね。不思議ですね。これが時代の変化なのかと思います。
では具体的にどのような変化が起きるのか、見ていきましょう。
個人の時代へ
地の時代では【カタチに残るもの】に価値を見出す時代でした。風の時代では、【経験や情報】に価値を感じる時代です。風の時代は、個人の経験や情報の共有に重きを置くようですね。では具体的に説明していきましょう。
趣味が仕事になる可能性
現在テクノロジーの進化が目覚ましく、スマホ・パソコンでの情報閲覧・発信が、個人間で、好きな時に好きなだけできる時代です。今普通に生活するうえで必須ツールとなっています。環境が変わると当たり前になるんです。更に生活を便利にするだけでなく、個人で仕事も可能にしています。
自由に創造し、自ら考え行動し、自ら成果を出す。個性が活かされる時代が来た感じですね。地の時代が長かった人は、真逆の時代に突入しギャップに困惑するかもしれませんが、生きている期間に2つの時代を経験できるのは貴重だと思います。
働き方・考え方が変わったからと言って、即時流に乗るのは困難だと思います。
例えば、下記のような感じです。
- 趣味がない
- やりたいことが思いつかない
- 休日は家で休む
多くの人は会社員として、”地の時代では” 本業を全うすることが美徳でした。更に言えば休日も仕事を持ち帰りしたりで、人生=仕事が働くカタチでした。多くの時間が働くことに時間を費やすので、休日や空いた時間は身体を休めたり、旅行・外食等で自分を楽しませるのが娯楽としていました。
仕事は仕事、休日は休日 自由な時間と仕事の時間は完全に区別されています。
”風の時代では” 今まで蓄えてきた経験や知識を生かして、個人でも情報を発信することで、価値が発生する。又は趣味・特技でも同様なことが言えます。
働き方が変革しているとはいえ、興味・関心ごとが働くカタチへの可能性があるのです。「好きなこと」よりも「苦にならないもの」の方が、何事も継続していけると思うのです。
- 「苦にならないもの」で、関心があることからコツコツと続ける
- 「苦にならないもの」だから失敗を繰り返しても地道に続けられる。
主体的にやりたいことを行動に移すことで、カタチになる。つまり、仕事と趣味が同居する働き方。この時代を面白いと考える人が、自分の関心事に価値を見出す可能性があるのではないでしょうか。
情報・体験に価値が置かれる
「所有」から「体験」へ価値観が変わる。言うなれば、ネット上で様々な情報があり、自分が興味のあることを調べ、情報を共有することができる。SNSやWEBサイトで時間や場所を決め、初参加の人でも楽しめるコミュニティーが体験できるわけです。
「モノ」を所有することだけでは、達成した実感が湧かなくなっている。仕事や生活するうえで必要だから所有するのであって、その先にある体験や未来価値が重要なのです。
具体例を書きます。
- 自動車を購入 ➡大人数でも快適なスペース、長距離でも疲れずらい性能、良質な旅を満喫できる
- スマホを購入 ➡電話機能、SNS発信(いつでもメール、ライン、写真、動画の発信ができる)、検索すればなんでも調べられる
- 全自動洗濯機 ➡ボタン一つで洗浄~乾燥まで終了
当たり前に所有している「モノ」➡所有したもの・しているもので、新たな体験や発見、時間短縮により自由な時間が生まれる。
所有することが目的ではなく、どのような体験
や価値があるのかに重きを置くようになった。
一般人も情報を発信しやすくなった
当たり前のように私たちは、スマホ・パソコンの画面上でコミュニケーション(メール・ライン・ツイッター・YouTube等多岐にわたる方法)をとっています。更にはWeb3.0(ブロックチェーン)の登場で個人間の情報・取引などが、仲介業者(マッチングサービス)を介しない方法が検討されているようです。現段階では、法整備・会計・税金・セキュリティ問題で実現はまだ先のようです。
変化の速い時代だからこそIT知識は必要不可欠で、今後生きる上で使われるスキルだと思います。何度も言います。自由に創造し、自ら考え行動し、自ら成果を出す。
趣味とか仕事とか区別することなく、いかなる状況であれ自由な発想で・自らの意思で人生を切り開いていく。風の時代にはしっくりくる生き方ですね。
少し厳しい考えかもしれないが、チャンスは生かすも殺すもあなた次第ということです。
私は私、他人は他人で、それぞれ自分主体で考える時代。人間関係が希薄になったわけではなく、価値観・考え方が共感する者同士、助け合い生きてゆく。離れているようでネットで繋がっている個人が、得意不得意を補うことで会社組織より強固なコミュニティーが生まれているようです。
好きなことに取り組み、仲間ができ、協力して同じ目標に進む。楽しみながら仲間と仕事をすれば、当然、良い作品が生まれるのは道理にかなっています。
情報を共有しながら同志と繋がることで仕事のカタチとなる。今も これからも新しいワークスタイルになっていくでしょう。
「所有」から「共感」へ。個人の感性・個性・関心事がネットワークを通じて、情報交換できる時代になりました。
ITスキルを身に着けることで【風の時代】をしなやかに、柔軟に生きていきましょう。